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看板設置ビジネスで収益化する

再建築不可の物件に、看板を設置して収入を得る方法もあります。高収益は期待できないものの、安定的な収入を得ることが可能です。ここでは、看板設置ビジネスについて紹介します。

看板設置ビジネスとは

看板設置ビジネスとは、自身が所有する建物や土地に看板を設置して貸し出すビジネスのこと。貸出先は企業であり、企業は看板に広告を掲載して自店舗への誘導を図るのが一般的です。

看板設置ビジネスでは、駐車場経営や集合住宅経営ほどの大きな収入は期待できません。しかし、再建築不可の物件でもビジネスを行えるうえ、初期費用を抑えて「年に〇万円」といった定期的な収入を得られるメリットがあります。

なお、看板設置ビジネスの賃料相場は年間1万~5万円(縦2m×横2mの場合)程度。交通量の多いロードサイドなら、賃料を高めに設定しても需要があるでしょう。

看板の種類

看板にはさまざまな種類があります。ここでは、看板設置ビジネスにおすすめの「屋上看板」「壁付け看板」「野立て看板」について紹介します。

屋上看板

屋上看板とは、ビルやマンションなどの屋上に設置する看板です。屋上看板には、自社の建物の屋上に設置して目印とするものと、建物とは関係のない広告を掲載するものがあります。

屋上看板には、「遠くからでも目立つため、多くの人に見てもらいやすい」というメリットがあります。ただし、高所に設置するため施工費が高額になりがちなほか、風の影響を受けやすい、近隣の日当たりに配慮する必要があるなどのデメリットもあります。

壁付け看板

壁付け看板とは、ビルやマンションの壁に設置する看板です。壁面看板とも呼ばれており、多くの人が日常的に目にしています。

壁面に設置するだけで済むため、ポールが不要です。施工費を安く抑えられるのがメリット。ただ、面積に制限があるほか、メンテナンスをしにくいというデメリットもあります。

また、看板を設置する壁面の素材や色によって広告への注目度が異なります。たとえば、派手な外壁の建物は注目を集めやすいものの、広告の文字などが目立ちにくい可能性があります。

野立て看板

野立て看板とは、路上に設置されている看板のことです。道路沿いや線路沿いの地面などに設置されており、交通量の多い箇所ほど広告効果を期待できます。

野立て看板は店舗への誘導などを目的とした広告に適しており、地面に設置するため安全に施工可能。ただ、通行人や車へ死角をつくらないようにするほか、いたずらをされやすいというデメリットもあります。

看板設置ビジネスのメリット

初期費用を抑えられる

たとえば集合住宅の建築やコンテナを設置してトランクルームにしようとする際には、高額な初期費用がかかります。一方、看板設置ビジネスの初期費用は15万円程度と安価です。

また、看板を設置する初期費用を広告主にすべて負担させるという方法もあります。その分賃料を安く設定する必要があるものの、広告主が初期費用を負担するため、コストをほぼかけずに看板設置ビジネスを開始できます。

狭い土地やいびつな土地でも収益化できる

狭い土地やいびつな土地では、駐車場や太陽光発電、トランクルームなどを設置することは困難です。

看板設置ビジネスは土地の形状自体はそれほど重要な要素ではないため、狭い土地やいびつな土地でも問題ありません。建物が建っている状態でも、壁や屋上などを利用して看板を設置することができます。

定期収入を得られる

看板設置ビジネスでは定期収入を得られます。ビジネスの顧客は病院やスポーツジム、飲食店など。契約は年単位で行われるため「年間〇万円」という安定した収入を得られるでしょう。もしも契約が終了してしまっても、看板に「広告主募集」とシートを貼っておくだけで次の顧客を集められます。

交通量の多いロードサイドなら、広告主を常に確保することも難しくないでしょう。

看板設置ビジネスのデメリット

収益性は低い

看板設置ビジネスは安定的な収入が期待できるものの、高収益は期待できません。賃料の相場は年間1万~5万円程度ですから、初期費用や撤去費用分を賄うまでに5年以上かかると考えるべきです。土地や条件によっては看板の枚数を増やすこともできますが、看板設置ビジネスで高収益を目指すのは難しいでしょう。

看板設置には規制がある

看板設置を行うにあたって、屋外広告物法や景観法、建築基準法や道路法など、さまざまな規制をクリアする必要があります。広告の色やデザイン、大きさ、場所などが制限されるため、看板設置ビジネスに不向きな場合もあるでしょう。

「規制について無知なまま広告主との契約を進めていたら、法律によってプランが白紙になった」というケースもあるようです。

劣化や災害によって落下することも

看板設置ビジネスには「管理の手間がかからない」というメリットもあるものの、年1回程度の点検やメンテナンスが必要です。放置していると経年劣化によって看板が落下したり、台風などで看板が飛ばされてしまう可能性も。損害賠償が発生するケースもあるため、リスクも考慮しておくことが大切です。

看板を設置する手順

1.看板の設置が可能か相談する

看板設置ビジネスを検討している方は、まず「この土地が看板設置ビジネスに向いているのか」を見極める必要があります。広告主の需要はありそうか、看板設置に適した土地であるのかを判断するため、土地活用の専門家などに相談しましょう。

2.広告主を探す

看板に広告を掲載したい利用者を探します。特にあてがない場合は、広告代理店などを通して広告主を探しましょう。

看板を設置してから広告主を探す場合は、看板に「広告主募集」のシートを貼っておくだけでも効果があります。

3.看板設置の申請を行う

看板を設置する際には、役所への申請が必要です。各自治体によって規制を設けているため、事前に確認しておきましょう。また、看板が道路にはみ出す場合は道路管理者への申請も必要です。

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