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再建築不可物件に建物は建てられませんが、トレーラーハウスとして活用できます。トレーラーハウスの特徴やメリット、活用方法を紹介します。
トレーラーハウスとは居住用に造られた車輪付きの住まいのことです。トレーラーハウスにはキッチン・トイレ・浴室といった生活に必要な設備がすべて備えられています。さらに内装や家電製品も一般住宅と同じように整っているため、生活するのに困らないでしょう。
断熱材を使えば一般的な住宅と変わりない点が特徴です。キャンピングカーとの違いは、自走するかしないかという点。キャンピングカーはエンジンで自走でき、自身で定期的に水まわりの設備を整える必要があります。一方のトレーラーハウスはタイヤの上に住宅が載ったもの。移動するには牽引する必要があり、自走できません。あくまでも定住前提に造られています。
トレーラーハウスは居住用として利用されますが、建築物にはあたりません。タイヤの上に家が載っているので「車両」として扱われます。つまり建物を新たに建てられない再建築不可物件でも、土地にトレーラーハウスの設置が可能です。
再建築不可物件にトレーラーハウスを設置する場合は、あからじめ造ったトレーラーハウスを敷地内まで移動させればOK。敷地内に移動させたトレーラーハウスは賃貸物件として経営できます。
再建築不可物件にトレーラーハウスを設置して経営するメリットは、初期費用・維持管理費が安く済む点です。原則車両扱いのため、不動産所得税の対象にもならずに活用できます。ただし自治体によって償却資産税がかかる場合もあるので、事前に各自治体へお問い合わせください。
設置したトレーラーハウスは住居以外にも事業や倉庫としても利用できます。数台の小型トレーラーハウスを置いて民泊のように経営したり、習い事教室や飲食店を始めたりすることも可能です。
ただし再建築不可物件が一切道路に接していない場合などは、トレーラーハウスを搬入できない可能性がある点に注意してください。またトレーラーハウスを移動させるには、建築行政の許可を取る必要がある点にも気を付けておきましょう。
このサイトに掲載されている再建築不可物件の買取を行っている企業の中から、東京都の宅地建物取引業者免許を取得しており、免許更新回数が4回以上、設立から15年以上であることが公式HP上で確認できた4社を紹介します。※2022年10月時点の調査内容
設立 | 免許更新回数 | 買取までの最短期間 | |
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訳あり物件 買取センター |
1991年 | 8回 (東京都知事免許(8) 第61604号) |
即日査定・即日現金化 |
フレキシブル |
1992年 | 4回 (東京都知事(4) 第83259号) |
即日回答・翌日決済(前提として机上査定あり) |
エステート リサーチ |
2003年 | 4回 (東京都知事(4) 第82776号) |
要問い合わせ |
再建築不可.net |
2004年 | 4回 (東京都知事(4) 第84482号) |
要問合せ |